自然災害への対策は、日々の暮らしの中で心がけるべき大切なものの一つです。
毎年、学校や自治体では防災訓練が行われ、災害に備えています。学校や自治体と同様に、多くの時間を過ごす自宅でも、当然こうした対策が必要になります。
2014年11月に東京工芸大学が20歳以上の男女1000人に、災害に対する意識調査のアンケートを実施しました。
以下はその結果です。
・近年、自然災害が増加していると感じる
「非常にあてはまる」「ややあてはまる」の合計が93.0%
・近年、自然災害が激化している(規模が大きくなっている)と感じる
「非常にあてはまる」「ややあてはまる」の合計が91.5%
・近年、自身や家族の防災意識が薄れてきていると感じる
「非常にあてはまる」「ややあてはまる」の合計が50.4%
この結果を見てみると、自然災害の発生件数や規模に対する不安感が高まる一方で、対策が十分でないと感じている人も多いということがわかります。国際的に見ても、最近は大地震のニュースが数多く報道されています。
また、記憶に新しい東日本大震災では、日本も大きな被害にあいました。こうした災害は、人間の力で発生しないようにすることはできません。ですから、事前に災害対策をしておくことが大切なのです。
旭化成株式会社は、1980年、それまでビルの建築に使われていたALCの性能を木造住宅でも使えるようにするため、ALCパネル(パワーボード)を開発しました。このALCパネル(パワーボード)には、優れた点がいくつもあります。
ALCパネル(パワーボード)は、表面が火にさらされても、内側が引火危険温度にまで達する可能性が低く、優れた防火性を誇っています。一般的に、外壁材と内装材とあわせた状態でないとクリアできないとされる防火試験も、ALCパネル(パワーボード)は外壁材だけでクリアしています。
重い壁は揺れに対する負担も大きくなりますが、ALCパネル(パワーボード)は軽いため、建物への負担が質量の分軽くなります。また、地震の力も吸収してくれるので、建物への負担がさらに軽減されます。
一般的な外壁材であるサイディングが20~30年程度で張り替えの必要があるのに対し、ALCパネル(パワーボード)は60年間以上張り替え不要です。外からの刺激に強く、反りやたわみが起きにくいため、長い間安定したクオリティを保ち続けることができるのです。メンテナンスの労力やお金をかけることなく長く使うことのできる外壁材です。
ALCパネル(パワーボード)は、住宅用防音サッシ以上の遮音性を誇っています。生活音を気にすることなく暮らすことができます。
細かい気泡を内包しているため、断熱性が高く、外気に左右されにくい快適な室内温度を保つことができます。
三井開発では、このようにメリットの大きい旭化成株式会社のALCパネル(パワーボード)の外壁をご提案することで、自然災害の脅威に怯えることなく、安心して暮らすことができる住宅をご提供させていただいています。