大地震が起きたらペットはどうするべき?愛するペットを守るための注意点

2024年5月5日

ペットを愛するオーナーの皆様、災害時にペットをどのように守るべきか、ご存知でしょうか。
大地震やその他の災害が起きた際、ペットと安全に避難するための知識と準備が不可欠です。
この記事では、災害時のペットの扱い方や避難所選びのポイントを具体的に紹介します。

目次

□大地震時にペットはどうする

災害時にペットと共に避難する基本は「同行避難」です。
これは、自宅が危険になった際に、飼い主が自分の安全を確保した上で、ペットも安全な場所に連れて行くことを意味します。
しかし、多くの避難所ではペットの受け入れ状況が異なります。
ペット受け入れ可の避難所でも、通常は人間とペットの生活スペースが分けられることが多いです。

*避難所のペット対応は自治体や施設によって異なる

避難所のペット対応は、受け入れ可・不可、または別のスペースでの受け入れなど、場所によって異なります。
ペット連れでの避難を考慮した場合、事前に近隣の避難所のペット対応を確認しておくことが重要です。

*災害用のケージや避難用具を準備する

避難時には、ペットを運搬するためのケージやキャリーバッグが必要になります。
また、ペット用の食料や水、必要な薬品なども準備しておくことが望ましいです。
そして、新築一戸建てであれば、賃貸住宅やマンションに比べてこれらの防災グッズを保管しておく場所が設けやすいです。

□災害時にペットの安全を守るための3つのポイント

災害時にペットの安全を確保するためには、事前の準備と緊急時の対応が極めて重要です。

1:迷子防止策

災害時、ペットが迷子になるリスクは格段に高まります。
そのため、首輪にゆるみや劣化がないかを定期的に確認し、首輪にはペットの情報を明記したタグを付けることが肝心です。

また、迷子札には鑑札や予防注射済み票、連絡先などを記載し、万が一の際に迅速な対応ができるようにします。
さらに、環境省が推奨しているように、体内マイクロチップの装着も検討すると良いでしょう。

これらの対策により、災害時にペットが迷子になった場合でも、迅速に対応が可能となります。

2:周囲への配慮

災害時、避難所での共同生活では、他の避難者との配慮が不可欠です。
一緒に避難している人たちの中には、動物が苦手な方や動物アレルギーを持つ方もいる可能性があります。
そのため、ペットの鳴き声や行動には特に注意し、ストレスを抑える工夫をすることが重要です。

普段からペットの無駄吠えをさせないしつけをする、避難時にはケージに入れて行動制限をするなどの対策を取ると良いでしょう。
これにより、避難所でのトラブルを未然に防ぎ、すべての避難者が安心して過ごせる環境を作り出せます。

3:ペットのストレス管理

災害による非日常の環境は、ペットに大きなストレスを与えることになります。
ペット自身のストレスや体調に注意を払い、安定させるための対応が必要です。
同伴避難ができない場合でも、できるだけペットに寄り添い、声をかけたり撫でたりするスキンシップをとることが効果的です。

また、匂いの付いたタオルやおもちゃを持参することも、ペットのストレス軽減に役立ちます。

夏場の屋外や車中での過ごし方には特に注意し、熱中症のリスクを常に意識することも重要です。
ペットの食欲低下や元気のなさなど、体調の変化にも細かく目を配り、迅速に対処できるよう準備をしておきましょう。

□まとめ

大地震や災害時のペットの避難について、同行避難の基本から避難所でのペットの扱い、そしてペットの安全を守るための3つのポイントまで、具体的な対策を紹介しました。
自宅には、災害時のペットのストレス軽減のために食料やおもちゃなどを用意しておくと良いでしょう。
そして、これらの置き場所として土間収納がおすすめになります。
愛するペットを守るためにも、新築一戸建ての間取りに取り入れてみてはいかがでしょうか。
事前の準備と知識が、災害時にあなたとペットの安全を守る鍵となります。

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