二階建ての家の洗濯動線について解説します!

2025年4月12日

二階建て住宅で洗濯動線をスムーズにしたいと考えていませんか。
毎日繰り返す家事だからこそ、効率的な動線は快適な暮らしに直結します。
今回は、二階建て住宅における洗濯動線に関する問題点と、具体的な解決策を工程ごとに解説します。
間取りの工夫から家事効率化家電の活用まで、様々な視点からアプローチすることで、ぴったりの洗濯動線を実現するためのヒントをご紹介します。

 

目次

二階建て住宅の洗濯動線について

 

 

洗濯物の仕分けから脱衣までスムーズに!

 

洗濯動線の改善は、まず洗濯物の仕分けから始めましょう。
各部屋に洗濯かごを設置し、衣類の種類別に仕分けることで、後の作業が効率化されます。
子供部屋には、子供自身が仕分けしやすいように低い位置に、また、分かりやすいラベルを貼ったかごを設置するのも良いでしょう。
仕分けが終わった洗濯物は、脱衣所へ運搬します。
脱衣所への動線をスムーズにするために、各部屋から脱衣所への距離を考慮した間取り設計が重要です。
例えば、廊下を広く確保したり、動線上に障害物を置かないように工夫することで、洗濯物の運搬をスムーズに行えます。
また、階段を昇り降りする場合は、洗濯物用のカートやバスケットを使用するのも有効です。

 

洗濯機の配置と乾燥方法の工夫

 

洗濯機の配置は、洗濯動線の効率性に大きく影響します。
理想的には、脱衣所内に設置し、洗濯と乾燥を一カ所で完結できるのがベストです。
脱衣所が狭く洗濯機を置くスペースがない場合は、洗面所やユーティリティースペースなどを検討しましょう。
乾燥方法は、天候に左右されない室内干しや、ガス乾燥機、電気乾燥機などを活用することで、家事の負担を軽減できます。
ガス乾燥機は乾燥時間が短く、電気代も節約できるメリットがあります。
電気乾燥機は設置場所を選ばない利点がありますが、乾燥時間が長くなる場合があるため、時間帯や洗濯物の量を考慮して選択しましょう。
また、乾燥機の近くに、洗濯物をたたむためのスペースを確保しておくと便利です。

 

干す場所の確保と動線最適化

 

洗濯物を干す場所は、天候やプライバシーにも配慮する必要があります。
二階建て住宅では、バルコニーや物干しスペースの確保が重要です。
バルコニーが狭く、洗濯物が干せない場合は、室内干し用の物干し金物や、ランドリールームの設置を検討しましょう。
物干し金物は、天井に設置できる昇降式のものや、壁付けタイプのものが便利です。
ランドリールームは、洗濯、乾燥、収納を一カ所で完結できるため、家事効率が格段に向上します。
バルコニーを利用する場合は、隣家からの視線を遮る工夫も必要です。
目隠し用のフェンスや植栽などを設置することで、プライバシーを守ることができます。
また、風の流れをよくするために、バルコニーの配置や形状も考慮しましょう。

 

取り込みと畳み作業の効率化

 

洗濯物を干した後は、取り込みと畳み作業が必要です。
取り込み作業をスムーズに行うために、干す場所と畳む場所の距離を短くしましょう。
例えば、バルコニーから室内への動線を確保したり、畳むスペースをバルコニー近くに設けることで、作業効率を上げられます。
畳む作業は、畳むスペースの広さや、適切な収納場所の確保が重要です。
収納スペースが確保できない場合は、ファミリークローゼットの設置を検討するのも良いでしょう。
また、畳む作業を効率化するために、家族で分担するなど、工夫をすることもおすすめです。

 

収納スペースの確保と整理術

 

洗濯関連用品の収納スペースを確保することも重要です。
洗剤や柔軟剤、ハンガー、バスタオルなどを収納するスペースを、洗濯機周辺や脱衣所に確保しましょう。
収納スペースが不足している場合は、棚や引き出しなどを追加することで、整理整頓された空間を作ることができます。
また、収納用品を活用することで、収納スペースを有効活用できます。
例えば、仕切り付きの収納ボックスや、吊り下げ式の収納ラックなどを利用することで、洗剤や柔軟剤などをきれいに収納することができます。

 

家事効率化家電の活用

 

家事効率化家電を導入することで、洗濯にかかる時間を短縮し、負担を軽減することができます。
ドラム式洗濯乾燥機は、洗濯と乾燥を同時に行えるため、時間と労力の節約になります。
また、衣類乾燥機は、天候に左右されずに洗濯物を乾かすことができるため、雨の日でも安心です。
これらの家電は、初期費用はかかりますが、長期的には時間や労力の節約につながるため、導入を検討する価値があります。

 

間取り

 

二階建て洗濯動線と間取りの関係性・具体的な改善策

 

 

脱衣所と洗濯機の配置

 

脱衣所と洗濯機の配置は、洗濯動線の要です。
理想的には、洗濯機と乾燥機を脱衣所に配置し、洗濯から乾燥、収納までをワンフロアーで完結できる間取りがベストです。
また、脱衣所に十分な収納スペースを確保しておけば、洗濯用品やタオルなどをスッキリと収納できます。

 

洗面所とキッチンをあえて分断

 

洗面所とキッチンが近くにあると洗濯をしながら料理の準備や片付けを行うことができます。
しかし、濡れて重たい洗濯物を持って階段を上り、干しに行かなければなりません。
やってみればわかりますが、これはかなりの重労働。
そこで浴室、洗面所を2階に配置しバルコニーと隣接させれば、洗濯~干す、取り込み~片付けるまでの洗濯動線がスムーズになり家事がラクになります。
取り込んだタオルや下着はその場で入浴に利用できますし、動線の良さから家族が家事に参加しやすくもなります。
特に共働き世帯や子育て世帯では家事の軽減とともに、分担する上でも非常に有効です。

 

収納スペースの確保と配置

 

収納スペースは、洗濯動線の効率性を高める上で重要です。
洗濯用品や衣類を収納するためのスペースを、洗濯機周辺や脱衣所に確保しましょう。
収納スペースが不足している場合は、棚や引き出しなどを追加することで、整理整頓された空間を作ることができます。
また、収納用品を活用することで、収納スペースを有効活用できます。
例えば、仕切り付きの収納ボックスや、吊り下げ式の収納ラックなどを利用することで、洗剤や柔軟剤などをきれいに収納することができます。
さらに、ファミリークローゼットを設けることで、衣類の収納スペースを確保し、家事動線を短縮することができます。

 

バルコニー・インナーバルコニーの活用

 

バルコニーは、洗濯物を干すのに最適な場所です。
日当たりと風通しの良い場所にバルコニーを設けることで、洗濯物を早く乾かすことができます。
ただし、隣家からの視線やプライバシーにも配慮する必要があります。
目隠し用のフェンスや植栽などを設置することで、プライバシーを守ることができます。
インナーバルコニーは、屋根付きのバルコニーで洗濯物を干しっ放しでも多少の雨なら凌ぐことができお出かけ中も安心です。

 

階段と洗濯動線の関係性

 

2階建て住宅では、階段が洗濯動線に影響を与えます。 洗濯機を2階に設置するなら、浴室も2階に設置すると、洗濯物を持って階段を移動する労力がかからなくなります。
朝、洗濯をする場合は、奥様が洗濯機を回して、1階に下り、食事の支度。
旦那様が起きて、洗濯物を干し、身支度を終えてから、1階に下り、朝食という動線が可能です。
夜、洗濯をする場合は、家族の入浴後に、洗濯機を回し、寝る前に室内干しし、朝外に出すという動線になります。

 

二階建てにおける部屋干し対策

 

天候に左右されず、洗濯物を干せる部屋干しは二階建て住宅でも必須です。
十分なスペースを確保し、湿気対策として、換気扇や除湿機などを設置しましょう。
また、部屋干し用の物干し金物や、室内干し用のスタンドなどを用意することで、効率的に洗濯物を乾かすことができます。
洗濯物を干す場所の確保だけでなく、乾燥後の収納場所も考慮しましょう。
収納スペースが不足している場合は、棚や引き出しなどを追加することで、整理整頓された空間を作ることができます。

 

部屋干し

 

まとめ

 

今回は、二階建て住宅における洗濯動線と、その改善策について解説しました。
洗濯動線の改善は、家事効率の向上に繋がり、より快適な生活を送るための重要な要素です。
間取りの工夫や家事効率化家電の活用など、様々な方法がありますので、ご自身のライフスタイルや住宅事情に合わせて、最適な方法を選択してください。

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