住宅に大切な耐震等級とは?耐震と免震の違いについても紹介します!

2023年9月4日

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日本は地震が多い国のため、一般的な住宅でもしっかりと地震対策をしておく必要があります。
地震に対する対策の一つで、建物の強度を表す耐震等級という指標があります。
今回は、耐震等級とは何か、耐震と免震の違いについてご紹介します。

 

目次

□耐震等級とは?

 

耐震等級とは、住宅の性能表示を定める「品確法」に基づいて制定された、地震に対する建物の強度を示す指標のことです。
建物が地震によって崩壊しないよう、地震に対する構造躯体の倒壊や崩壊などのしにくさを表示します。
耐震性能によってランクが3つに分かれており、大きい数字ほど建物の耐震性能が高いことを表します。

 

耐震等級とは?
耐震等級は、建物を建てたり買ったりする際の目安になります。
たとえば、住宅にも耐震等級が分かっている場合があり、耐震等級が高ければ高いほど耐震性能が高いため、耐震性能を重視したい方は、耐震等級の数字を一つの目安として良いでしょう。

 

建物の耐震性を計算する上で大きく影響する要素は、以下の通りです。

 

・建物の重さ
・耐力壁
・耐力壁と耐震金物の配置場所
・床の耐震性能

 

建物自体や屋根が軽いほど、地震の揺れに対する振幅が小さくなります。
耐力壁とは、地震や風などで生じる横からの力に抵抗できる壁で、耐力壁が多いほど耐震性に優れています。

 

しかし、耐力壁や耐震金物を使っていても、効力を正しく発揮できる場所に配置されていなければ、最大限の効果は期待できません。
それぞれの力を発揮できるように、バランス良く配置することが重要です。
建物の隅角部分に耐力壁を配置したり、上下階の耐力壁の位置を合わせたりして工夫しましょう。

 

正しく対策をすることで、地震が発生した時の被害を抑えられ、暮らすうえでの安心感にもつながります。

 

□耐震と免震の違いは?

耐震と免震の違いは?

耐震と免震の違いは?

耐震と似たような言葉に、免震があります。

免震とは、地震が起きたときに建物が受ける揺れを軽減して、建物へのダメージを減らす仕組みです。
地震による揺れを受け流すことで、建物に振動を直接与えないようにします。

免震が地震による揺れを軽減する仕組みを表すのに対して、耐震は建物自体が持つ地震に対する強度を表します。

 

□まとめ

 

耐震等級とは、建物の地震に対する強度を表す指標のことで、3つのランクに分けられており、大きい数字ほど強度が強くなります。

また、耐震は建物の強度を表すのに対して、免震は建物の揺れを軽減する仕組みを表します。
三井開発の分譲住宅は、全棟耐震等級3を取得。さらに「制震ダンパー」を取り入れています。
※「制震」とは地震エネルギーを吸収して建物の揺れを低減する仕組みです。
詳しくは三井開発HP https://www.mitsuikaihatsu.co.jp/technology/trc/をご覧ください。

三井開発HPはこちら

それぞれの違いや仕組みを理解して、住宅に最も有効な対策をすることが重要です。

 

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