断熱等級4とは?等級を高くするメリットについてもご紹介!

2024年2月5日

快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、断熱等級について知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、断熱等級4とは何か、また断熱等級4の住宅に住むメリットとデメリットをご紹介します。

目次

□断熱等級4とその他等級の違い

 

断熱等級とは、住宅の断熱性能を示す指標のことで、1~7まで等級が存在しており、数字が大きいほど断熱性能が高いことを意味しています。
2022年3月までは等級4が最高等級でしたが、同年10月までに5、6、7が新設されています。

断熱等級4は、平成11年に施行された次世代省エネ基準に沿ったUA値・ηAC値を満たす住宅になります。
2025年以降は、全ての新築住宅で断熱等級4への適合が義務づけられることが決定しており、今後の住宅建築において最低基準となる等級です。

断熱等級5は、2022年4月に新設されたZEHの断熱水準を満たす住宅になります。
2030年以降は、全ての新築住宅で断熱等級5への適合が義務づけられています。
断熱等級4と比較すると、約20%の省エネにつながります。

断熱等級6は、2022年10月に新設されたHEAT20のG2レベルの基準を満たす断熱性能になります。
断熱等級4と比較すると約30%の省エネにつながります。

断熱等級7は、HEAT20のG3レベルの基準を満たす断熱性能になります。
断熱等級6のHEATのG2レベルよりもグレードが高く、断熱等級4よりも約40%省エネにつながるレベルです。

 

□断熱等級を高くするメリット

 

断熱等級4超の高い断熱性能を備えた家を建てることには多くのメリットがあります。

 

1:快適な室温を保ちやすくする

断熱性が高くなると、熱の出入りが少なくなります。
そのため、室内の温度変化が小さくなり室温を維持しやすくなります。

また、ヒートショックの危険性も低減できます。

 

2:光熱費を抑えられる

断熱性が高いと、室温を維持しやすくなるため、空調の負担が少なくなります。
そのため、結果的に光熱費を抑えられます。

 

3:補助金や控除を受けられる

現在わが国では、省エネ住宅を建てる際にさまざまな補助金制度が用意されています。
これらを利用することで、費用を抑えて断熱性の高い住宅を建てることができます。

 

□まとめ

断熱等級は現在7まで存在しており、数字が大きいほど高い断熱性を有しています。
断熱等級を上げることで、快適に過ごせるようになったり、光熱費を抑えられたりします。
本記事が断熱等級について理解を深める参考になれば幸いです。

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