家づくりにおける設備の後悔ポイントは?良かった設備・いらなかった設備を紹介
2025年11月20日
これから夢のマイホームを建てる方へ。
理想の家づくりで後悔しないために、最も重要な要素の一つが「設備選び」です。
最新のカタログやモデルハウスを見ていると、どれも魅力的に映り、つい多くの機能や設備を導入したくなります。
しかし、憧れだけで採用した結果、「ほとんど使わなかった…」あるいは、逆にコストを気にして削った設備が「あれを付けておけば…」と、住み始めてから気づく後悔は後を絶ちません。
そこで今回は、実際に家を建てた先輩たちのリアルな体験談を基に、「不要だった設備」と「本当にあって良かった設備」をそれぞれご紹介します。
あなたの家づくりを成功に導くための、リアルなヒントをご紹介します。
目次
家づくりの後悔ポイント!不要だった設備は?
まずは、多くの人が「これは要らなかったかもしれない」と感じた設備から見ていきましょう。
採用をやめることで、コストを削減できたり、よりスッキリと暮らしやすい空間が手に入ったりするかもしれません。
本当に必要?浴室の窓
かつては「お風呂に窓はあって当たり前」と考えられていました。
しかし、現代の高気密・高断熱住宅においては、その常識が変わりつつあります。
後悔の理由として最も多いのが「窓があるせいで冬場が寒い」という断熱性の問題です。
また、掃除の手間が増えることや、防犯面での不安、シルエットが映らないかというプライバシーへの懸念も挙げられます。
湿気対策についても、現在の24時間換気システムは非常に高性能なため、窓を開けて換気する必要性はほとんどありません。
特別な理由がない限り、窓をなくすことで断熱性を高め、コストを抑え、掃除の手間も減らせるというメリットのほうが大きいかもしれません。
死蔵スペース化する床下収納
キッチンや洗面所に標準で付いていることも多い床下収納。
漬物や防災グッズの保管場所として便利そうに思えますが、「結局使わなくなった」という声が非常に多い設備です。
その理由は、重い蓋を開けて、深くかがんで物を出し入れする動作が面倒だからです。
結果的に、何を入れたか忘れてしまう「死蔵スペース」になりがち。
また、湿気がこもりやすく、保管できるものが限られるというデメリットもあります。
それならば、少しコストをかけてでも、立ったまま楽に出し入れができるパントリーや、壁面収納を充実させた方が、日々の暮らしでは格段に使いやすいでしょう。
圧迫感のもと?キッチンの吊り戸棚
開放的なLDKが主流となる中で、キッチンの吊り戸棚を設置しない選択をする家庭が増えています。
その理由は、収納力以上に「圧迫感」というデメリットが大きいからです。
特に、リビングダイニング側からキッチンを見たときに、吊り戸棚があると空間が狭く感じられてしまいます。
また、高い位置にあるため、頻繁に使うものを置くには不便で、結局は年に数回しか使わない来客用の食器などの置き場所になりがちです。
収納は、大容量のカップボードやパントリーでしっかり確保し、キッチン上部はオープンにすることで、明るく広々とした快適なLDKを実現できます。
あって良かった設備は?
次に、初期投資はかかっても、導入したことで毎日の暮らしが劇的に豊かになり、満足度が非常に高い「あって良かった設備」をご紹介します。
日々の家事の負担を軽くしてくれるものがランクインしています。
家事時短の王様!食洗機
「もはや無くてはならない存在」「家事の概念が変わった」と、絶賛の声が最も多いのが食器洗い乾燥機です。
特に、鍋やフライパンもまとめて洗える「深型」や「フロントオープン型」が人気。
手洗いよりも高温のお湯で洗浄するため衛生的で、節水効果も期待できます。
何より、面倒な食後の皿洗いから解放されることで生まれる時間は、計り知れない価値があります。
共働きや子育てで忙しい現代の家庭にとって、必須の設備と言えるでしょう。
天気知らずの衣類乾燥機
雨の日や花粉の季節の憂鬱な洗濯物問題。
「ガス衣類乾燥機」は、そんな悩みを一気に解決してくれます。
天候や時間を一切気にすることなく、いつでも洗濯から乾燥までを一気に終わらせることが可能です。
「洗濯物を干す・取り込む」という一連の作業がなくなるだけで、家事動線は劇的に改善されます。
特にタオルの仕上がりは格別で、コインランドリーのようにふわふわになります。
電気式の乾燥機に比べて乾燥時間が圧倒的に短いのも魅力。
一度この快適さを知ると、もう無い生活には戻れないと感じる人がほとんどです。
衛生的でストレスフリーのタッチレス水栓
キッチンや洗面所の「タッチレス水栓」も、満足度が非常に高い設備です。
料理中にハンバーグをこねて手が汚れた時や、魚をさばいた後でも、蛇口のレバーに触れることなく水の出し止めができます。
蛇口周りが汚れず、常に清潔に保てるのが大きなメリットです。
また、こまめに水を止められるため、無意識のうちに節水にも繋がります。
最近では、玄関の近くにセカンド洗面台を設け、そこをタッチレス水栓にする家庭も増えています。
帰宅後すぐに清潔な手洗いができるため、感染症対策としても非常に有効です。
日々の小さなストレスがなくなる、費用対効果の高い設備です。

まとめ
家づくりの設備選びで後悔しないための秘訣は、見栄えや憧れ、多機能さに惑わされず、「自分たちのリアルな暮らしに本当に必要か?」を冷静に見極めることです。
そして、「日々の家事で感じる小さなストレスや手間を、いかに減らせるか」という視点を持つことが、長期的な満足度に繋がります。
カタログの情報だけでなく、こうしたリアルな声を参考にしながら、ご自身の家族の生活動線を具体的にシミュレーションしてみてください。
そうすることで、あなたにとって本当に価値のある設備が見えてくるはずです。
後悔のない、快適で豊かなマイホームが実現することを願っています。
三井開発には、住宅ローンアドバイザー、ファイナンシャルプランナー、宅建士も常駐しております。
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