住宅ローンに火災保険を組み込むとは?注意点とメリットを解説
2026年1月24日
住宅購入は、人生における大きな決断の一つであり、多くの方が住宅ローンを利用して夢のマイホームを実現されます。
その一方で、万が一の災害に備える火災保険への加入も、住宅ローン契約において重要な要素となります。
中には、初期費用を抑えるために、火災保険料を住宅ローン本体に含めて借り入れたい、と考える方もいらっしゃるかもしれません。
こうした火災保険と住宅ローンの関係性や、保険料を組み込むことについて、詳しく見ていきましょう。
目次
住宅ローン契約で火災保険は必須か
住宅ローン利用で火災保険加入は必須
住宅ローンを組む際、多くの金融機関では火災保険への加入を契約の必須条件としています。
これは、住宅購入者がローンを組む上で、避けて通れない手続きの一つと言えるでしょう。
金融機関がリスク回避のために求める
金融機関が火災保険への加入を必須とする主な理由は、住宅ローンを提供する側が、万が一の事態におけるリスクを回避するためです。
住宅ローンの返済中に火災などにより建物が損壊し、住み続けることが困難になったとしても、住宅ローンの返済義務は残ります。
このような状況でも、住宅ローン契約者が生活を再建し、返済を続けられるように、火災保険による経済的な裏付けを求めるのです。
火災保険は万が一の際の備えとなる
火災保険は、その名の通り火災による損害に備える保険ですが、補償範囲は火災だけでなく、落雷、破裂・爆発といった事故に加え、台風や大雨などの風災、水災、さらには盗難や外部からの物体の衝突など、幅広いリスクをカバーします。
万が一、建物が大きな被害を受けた場合、火災保険から支払われる保険金は、建物の修繕や再建、家財の購入費用に充てることができ、住宅ローンの返済と並行して、生活を立て直すための重要な備えとなります。
住宅ローンに火災保険料を組み込むとは
火災保険料をローン諸費用に含めて借り入れる
住宅ローンを組む際に、火災保険料をローン本体に含めて借り入れることが可能です。
これは、住宅購入にかかる諸費用の一部として、火災保険料を住宅ローンに組み込む方法です。
印紙税や登記費用、保証料などと同様に、火災保険料もローン借入額に上乗せして、一度にまとめて借り入れることができます。
ローン返済期間と火災保険期間を合わせる
住宅ローン契約時、金融機関によっては火災保険の契約期間を、住宅ローンの返済期間に合わせることを求めている場合があります。
これは、ローン期間中、常に火災保険による保障がある状態を確保するためです。
ただし、火災保険の契約期間は、一般的に1年契約や最長5年までの一括契約が用意されています。
そのため、35年などの長期ローンを組む場合は、契約期間終了ごとに火災保険を更新したり、新たに契約し直したりする必要が生じます。
組み込みによる総支払額の増加に注意
火災保険料を住宅ローンに組み込むことで、借入額が増加します。
その結果、当然ながらローン金利の総額も増加し、最終的な返済総額が増えることになります。
特に返済期間が長くなるほど、金利の影響は大きくなるため、総支払額が当初の想定よりも大幅に増える可能性も考慮する必要があります。
資金計画を立てる際は、この点に十分注意し、慎重に検討することが重要です。
まとめ
住宅ローンを利用して住宅を購入する際には、金融機関の必須条件として火災保険への加入が求められることが一般的です。
火災保険は、火災だけでなく、台風や水災など様々な災害から大切な住まいを守るための重要な備えとなります。
また、火災保険料は住宅ローンの諸費用として、ローン本体に組み込んで借り入れることが可能ですが、借入額が増えることで金利負担も増加し、総支払額が増加する点には注意が必要です。
ローン期間に合わせて火災保険の契約期間も考慮し、ご自身の状況に合った計画を立てることが大切です。





