1.5階建ての新築住宅とは?平屋のような暮らしと収納増の魅力と注意点
2026年5月12日
新築での住まいづくりにおいて、平屋の魅力と2階建ての空間活用術を両立できる選択肢として、近年注目を集めているのが1.5階建て住宅です。
限られた土地を有効活用しながら、ゆとりある暮らしを実現したいと考える方にとって、その特徴やメリット・デメリットを理解することは、理想の住まいづくりへの第一歩となるでしょう。
今回は、1.5階建ての住まいについて、その魅力に迫ります。
目次
1.5階建てとはどんな家か
平屋にプラスの空間持つ家
1.5階建てとは、平屋をベースとしながら、その上にコンパクトな「プラスの空間」を設けた住宅のことを指します。
平屋では、部屋数や収納スペースを十分に確保しようとすると建物が大きくなり、広い土地が必要になることがあります。
しかし、1.5階建てであれば、主要な生活空間を1階にまとめつつ、上の階に書斎や趣味の部屋、ウォークインクローゼットといった、暮らしにゆとりをもたらす追加のスペースを計画しやすくなります。
この、平屋の快適さに新しい価値をプラスできる点が大きな特徴です。
2階建てと平屋の中間的住宅
1.5階建ては、平屋の持つワンフロアで生活が完結する便利さや開放感と、2階建てのように階層を活用して居室や収納を増やせるという、両方のメリットを兼ね備えた住宅と言えます。
LDKや水回り、主寝室といった日常の主要な生活空間を1階に集約することで、平屋のような暮らしやすさを実現しつつ、必要に応じて上の階の空間を有効活用できます。
建築基準法上は、上の階の天井高が一定以上ある場合は2階建ての扱いとなりますが、平屋と2階建ての中間的な特性を持つ住まいとして、多様なニーズに応えることができます。
新築で1.5階建てを選ぶメリットデメリットは
部屋や収納を増やせる
1.5階建ての大きなメリットの一つは、部屋数や収納スペースを増やせる点です。
平屋で十分な部屋数や収納を確保しようとすると、どうしても建物の面積が大きくなり、広い土地が必要になってしまいます。
しかし、1.5階建てであれば、1階の生活空間を圧迫することなく、上の階に個室や書斎、趣味の部屋、あるいは季節物の家電や衣類などをしまえるウォークインクローゼットなどの収納スペースを追加できます。
これにより、都市部などの限られた土地でも、ゆとりある住まいづくりが可能になります。
1階中心の平屋のような暮らし可能
1.5階建てでは、LDKや水回り、主寝室など、日々の生活に必要な空間を1階に集約して計画することができます。
これにより、階段の上り下りを最小限に抑え、平屋のようにワンフロアで快適に生活することが可能です。
家族と自然にコミュニケーションを取りやすい空間設計がしやすく、家事動線もスムーズになる傾向があります。
また、将来的にバリアフリー化を考える際にも、1階に生活空間がまとまっていれば対応しやすいため、長く安心して暮らせる住まいづくりに繋がります。
建築コストや土地条件を検討必要
一方で、1.5階建てには検討すべき点もあります。
建築コストに関しては、平屋と同様に基礎や屋根の面積が広くなる傾向があるため、単純な2階建てと比較すると割高になる場合があります。
また、土地の条件も考慮が必要です。
1階部分に主要な生活空間をまとめる設計が基本となるため、同じ延床面積の2階建て住宅よりも広い敷地が必要となるケースも考えられます。
周囲からの視線など、防犯面での配慮が必要になる場合もあるため、土地の広さや周辺環境、予算などを総合的に検討することが重要です。
まとめ
1.5階建て住宅は、平屋の開放感と2階建ての空間利用のしやすさを兼ね備えた、新しい住まい方の一つです。
1階を中心に生活しながら、必要に応じて上の階の空間を活用できる柔軟性が魅力と言えます。
部屋数や収納を増やしたり、平屋のような暮らしやすさを実現したりできる一方で、建築コストや土地の条件については、メリット・デメリットをしっかり比較検討することが大切です。
ご自身のライフスタイルや将来設計を見据え、理想の住まいづくりにお役立てください。




