建築条件付き売地とは?

2018年11月25日

■建築条件付き売地とは?埼玉の不動産会社が詳しく紹介■

 

新築の際に「建築条件付き売地」を1回は目にすることがあります。
ただ、この土地の意味を理解していない方は、意外と多くありません。
この土地は、建売物件の一種です。
今回は、建築条件付き売地の特徴、またメリットやデメリットについて紹介します。

 

□建築条件付き売地について
*どういう土地なのか
売主から定められた施工会社によって、定められた期間内に住宅を建てる条件が存在する土地のことです。

 

建築条件付き売地を選ぶメリットとして、価格が通常の土地より安い傾向があります。
土地を購入した業者と建築を依頼した業者が異なる場合、利益を出すために金額をそれぞれの業者が乗せます。

 

しかし、同じ会社が土地と建築をセットで提供している場合、両方を合わせた価格で利益を出せれば良いという考えになる傾向があるため、通常より安く提供されるのです。
また、2つ目のメリットとしてある程度自由に間取りや設計を決めることができ、施工会社は指定されているものの、自身や家族の生活スタイルに合わせることができます。

 

デメリットとしては、注文住宅のように完全自由に決めることができません。
上記でも紹介しましたが、施工会社が指定されており、施工期間も指定されています。
そのため、施工会社にこだわりを持っていた場合でも、その要望を取り入れることはできません。

 

また、一般的に施工期間も3ヶ月と決められているため、家づくりに関してじっくり決めていきたい方にとって時間が足りないかもしれません。

 

*注意点
基本的に、土地を契約した際に売主と土地売買契約を結び、その後、施工会社の担当者と建築プランについて決めた際は、建築請負契約を結びます。
土地売買契約後、間取りや設計などが気に入らなくて施工会社との請負契約に同意しなかった場合、契約済の土地に関する契約も全て白紙に戻されることになります。

 

他の施工会社に依頼することはできないため、ご注意ください。
また、土地売買と建物請負を一緒に契約させるパターンもあるため注意してください。
新築に関して何も決まっていない状態で契約してしまうと、計画と違うプランに変更になったとしても、白紙にすることは難しいです。

 

また、追加費用が必要になることがあっても、支払う額が増えてしまったり、新築のグレードを下げなければならなくなります。
そういったことを避けるためにも、土地や建築に関する売買契約は、しっかりと確認しておきましょう。

 

□まとめ
今回は、建築条件付き売地に関して紹介しました。
全て自身で決めるのは面倒だけど、ある程度自身の考えを取り入れたいという方は、ぜひ検討してください。

 

ブログのTOPページに戻る

あなたにおすすめの物件一覧